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AED(自動体外式除細動器)

AED(自動体外式除細動器)とは

AED(自動体外式除細動器)とは
AED写真 一言で簡単に申し上げると、心臓の震えを止める秘密兵器で、誰にでも使用できます。「心臓突然死」と言って突然に命を落としてしまう恐ろしい状態が色々な原因で起こります。脳をはじめとする全身に血液が流れていない状態を心停止と呼び、そのまま数分も経てば救命は難しくなってしまいます。 心停止の中には完全に心臓が止まってしまっている場合もあれば、心臓が小刻みに震えている状態のものもあります。後者には心室細動や脈のない心室頻拍と呼ばれるものがあります。
また、心停止の状態で胸骨圧迫(旧呼称は心臓マッサージ)をはじめとする心肺蘇生法を行わないと、脳は4分でダメになってしまうと言われています。
つまり、その後の処置で一命をとりとめたとしても、もとの生活に戻ることはできません。
高円宮殿下がスカッシュ中にお亡くなりになった事件を覚えておられるでしょうか?
殿下は心室細動という心臓が震えている心停止状態だったのですが、このような状況ではお薬で治したりすることはできません。 心肺蘇生法は勿論、最初の処置として極めて大事なことなのですが、最終的に唯一有効な方法は心臓に電気ショックを与えて心臓の震えを止めることです。心臓に電気を流して震えを取り除く行為を除細動(心臓の細かい動きを取り除くという意)と呼びます。殿下の場合は救命士が除細動を行いましたが、これは殿下が倒れられてから8分後のことでした。こんな時にAEDがあれば良かったと言えます。
AEDとは、除細動処置を一般市民の方でも使用できるように開発された超強力な助っ人なのです。
AEDの使用は難しいものではありません。小学生でも使用可能です。電気ショックが必要か否かは、AEDが考えてくれます。貴方がすることは電源を入れること、粘着式電極パッドを貼ること、誰も触っていないか安全を確認してから通電ボタンを押すだけです。AEDは音声で次にどうしたら良いかを教えてくれるというスグレ者なのです。


電気ショックは時間との勝負
電気ショックは一刻も早く行わないとその効果がおちてきます。グラフの図をご覧下さい。1分経つごとに7〜10%ずつ軽快退院率(救命率とお考え下さい)が減っていきます。心臓が震え出してすぐに電気ショックを行えば、高い確率で患者様を死の淵から助け出せるわけですが、10分も経てばもう望みは殆どないことが御理解頂けるでしょうか。つまり、突然の心停止に陥った方をこちらの世界に引き戻すことができるのは、傍にいる貴方しかいないのです。医師が到着してから除細動をしていたのでは助かる確率も少なくなってしまいます。
このような背景から2004年7月にAEDは非医療従事者(一般市民)にもその使用が許可されました。
現在、大阪では大阪府立高校、リッツカ−ルトンホテル、関西国際空港、大阪国際空港(伊丹空港)、大阪国際会議場、大阪市中央体育館、長居陸上競技場、なみはやド−ム、大阪府庁本館、大阪府体育協会・府立体育館、主要駅に設置が進んでいます。高槻市では老人ホ−ムや市民プ−ル、市役所にも設置がされています。

除細動グラフ
今後はさらに設置個所が増えて参ります。最新情報は関西AED設置状況をご覧下さい。

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