本学における初期臨床研修の概要
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「大阪医科大学は「専門医」を養成します」 |
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| センター長のあいさつ |
臨床研修期間と自分の進むべき進路を決めてからの数年間は医師にとって非常に重要な期間で、今後医師としてのあるべき姿を決定する重要な期間です。またその間は教科書上の知識はあるが経験がまったくない時期にあたり、このような期間に先生となるのは先輩医師であり、数多くの患者さんと接することがとても重要です。そういう点において当施設は経験豊富な指導医や非常に豊富な症例に恵まれて、卒後臨床研修を行うのに最適な施設と考えられます。 さらに当施設は独自のユニークな研修教育体制を構築しています。医療人に求められる基本的知識を習得するための専門家によるサタデーセミナー、プライマリーケアの経験を補うER当直制度を導入しています。研修医の精神面でサポートするために、研修医のよき相談相手となるメンター制度を取り入れ、研修医の中から選出するチームリーダー制度を用いて研修医のさまざまな問題や悩みに対応する体制を整えています。 なお、初期臨床研修終了後は基本領域における専門医やサブスペシャリティーの専門医や学位の所得を支援するための組織として、キャリア形成支援センターを立ち上げており、将来の進路についての指導や助言を行っています。
大阪医科大学では経験豊富な専門医を育成し、さらにリサーチマインドを育成することを目標にしています。
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| 病院について |
本院は、31の診療科と5つの臨床関連センターを有する特定機能病院です。「社会のニーズに応える安全で質の高い医療を皆様に提供するとともに、良識ある人間性豊かな医療人を育成します」を基本理念としており、安全で信頼される医療を提供することのできる地域の基幹病院です。教育研修病院としても、豊富な症例と優秀な指導医のもとで臨床研修医や後期研修医(専門研修医)の育成に力を入れています。
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| 医師養成のグランドデザインからみた臨床研修とは |
医師養成教育は、卒前教育〜初期研修〜後期研修〜生涯教育といった一連の流れに沿って培われなければなりません。ところが、今までの医学教育ではそれぞれが孤立したパーツとして形成されており、一貫した教育体制が構築されていませんでした。初期研修や後期研修の期間は医師としてのキャリア形成に最も大切な時期です。5年後や10年後の“医師”としての自分自身をイメージして指導者や設備の充実した研修病院を選択することが重要です。本学では優秀な指導者や施設・設備の充実した附属病院をバックボーンとして、医学部入学から約12年間のスパンで“専門医”を養成しています。
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| 本院における初期臨床研修プログラムの特徴 |
・初期研修期間を医師生涯教育の第一ステップとしてとらえており、つねに専門研修につながる臨床研修をこころがけています。
・2年間で医療人に求められる「心・技・知」の基本がマスターできるプログラムを構築しています。
・数多くの優秀な指導医による充実した研修体制を整備しています。
・必修科目(内科・救急・麻酔・選択必修・地域医療)の13ヶ月や豊富な選択バリエーションを揃えています。
1) |
柔軟なコース設計が可能な大阪医科大学附属病院卒後臨床研修プログラムのほかに、小児科重点コース、産婦人科重点コースがあり、各自のニーズに対応できるプログラムとなっています。 |
2) |
基本研修科目に多くの選択肢を設けています。 |
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内科(内科A:循環器、腎臓)(内科B:消化器、血液)(内科C:呼吸器、糖尿病、膠原病、神経)、救急(救急医療部、三島救命救急センター)、選択必修(産婦人科、小児科、外科(一般・消化器、脳、胸部、整形)、精神神経科) |
4) |
豊富な選択診療科では、専門に特化した26コースに加え、協力病院(11病院)による充実した選択研修プログラムを設けています。 |
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| 文部科学省「大学病院連携型高度医療人養成推進事業」による専門医の養成 |
本学が主幹大学として策定した「近畿圏循環型医療人キャリア形成プログラム」では、近畿圏の8大学(本学、関西医科大学、兵庫医科大学、近畿大学、京都大学、大阪大学、大阪市立大学、和歌山県立医科大学)や関連病院を循環研修することで幅広い経験を積み、質の高い専門医や臨床研究者を養成します。また、このプロジェクトで構築された医師キャリアパスにより、若手医師が将来に希望を持ちながら安心して研修に専念できる環境を整備します。
※詳細は、「近畿圏循環型医療人キャリア形成プログラム」のホームページをご覧ください。
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| −各種研修支援制度− |
サタデーセミナー
医療人に求められる基本知識の習得のためにそれぞれの分野における専門家によるセミナーを開催しています。
平成23年度の講演テーマ |
担当科 |
| 胸部,腹部単純Xp読影のpit fall |
放射線科 |
| 人工呼吸器の設定と使用 |
呼吸器内科 |
| 縫合糸と縫合針、結紮の実際 |
一般・消化器外科 |
| 皮膚切開・縫合の理論と実際 |
一般・消化器外科 |
| 心不全の治療 |
循環器内科 |
| 急性腹症の診断と治療 |
救急医療部 |
| 腹部超音波検査の基本 |
消化器内科 |
| 急性期脳血管障害の診断と治療 |
脳神経外科 |
| ジェネラリストのためのリハビリ学 |
リハビリテーション科 |
| 抗菌薬選択の原則 |
総合内科 |
| アナフィラキシーショックへの対応 |
救急医療部 |
| 不眠・せん妄の対処 |
精神神経科 |
| 不整脈の診断と治療 |
循環器内科 |
| 骨折の初期対応 |
整形外科 |
| 化学療法における留意点 |
化学療法センター |
メンター制度
研修医の精神的な負担を軽減するためにメンター制度を導入しています。各診療科から選任された信頼できる複数のメンターの中から臨床研修医が自分のメンターを選びます。
チームリーダー制度
臨床研修医からの要望や提案、本院からの情報提供や意見交換等のコミュニケーションを円滑に行うためにチームリーダー制を導入しています。臨床研修医の中から毎年度6人づつのリーダーおよびサブリーダーを選出し、卒後臨床研修センター長、総括指導医、卒後臨床研修センター職員を招集してチームリーダー会議を開催しています。
ER当直制度
大学病院における臨床研修では不足すると考えられているプライマリケアを補うために、救急医療部を主体としてER研修を実施しています。ER研修では救急研修期間のみではなく2年の研修期間を通じて救急担当指導医、臨床研修医2年目と1年目が参加する「屋根がわら方式」の研修により救急症例を経験することができます。
ベスト研修医賞
二年間の研修を修了した研修医の中から基本的診療能力や医療人としての基本姿勢・態度に優れ代表として最もふさわしいものを研修医が選考して表彰します。
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